
- App.jsファイルを見てもソースコードの作り、見方が分からない
- アプリを作るのに何から始めればいいのかわからない
と疑問があり、悩んでいる方向けの記事となっています。
前提
今回、ソースコードを編集しますので、エディタが必要になります。
まだ、エディタをインストールされていないと言う方は、インストールしておいてください。
筆者本人が使用しているエディタは、Visual Studio Codeを使用しています。
公式サイト:Visual Studio Code
1. 概要
ここでは、App.jsファイルのソースコードについて解説していきます。
また、App.jsファイルは、JavaScriptで書かれたソースコードであることを前提とします。
2. App.js
App.jsファイルをエディタで開くと以下のように表示されると思います。
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import React from 'react'; import { StyleSheet, Text, View } from 'react-native'; export default function App() { return ( <View style={styles.container}> <Text>Open up App.js to start working on your app!</Text> </View> ); } const styles = StyleSheet.create({ container: { flex: 1, backgroundColor: '#fff', alignItems: 'center', justifyContent: 'center', }, }); |
2.1 import
必要なコンポーネント(機能)を使うためにライブラリ(パッケージ)から呼び出す為に使います。
以下を例に解説します。
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import { StyleSheet, Text, View } from 'react-native'; |
import | 読み込む(本アプリで機能を使えるようにする) |
{ StyleSheet, Text, View } | コンポーネント(機能の部品) |
from | 〜から |
‘react-native’ | ライブラリ(アプリを構成する色んなプログラムが入っている) |
つまり、「‘react-native’ライブラリの中からStyleSheet,Text,Viewの機能を本アプリで使えるようにしますよ。」という意味ですね。

他のReactNativeライブラリの機能(ButtonやImageなど)を使いたかったら、{ }内に追加してあげる必要があります。
ライブラリの中にどんなコンポーネントがあるかは、公式ドキュメントに記載してあるので、ご覧ください。(全て英語ですが…)
公式ドキュメント
2.2 return()
return()内に書かれているソースコードがアプリケーションに表示されます。
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export default function App() { return ( // この中のコードを表示 ); } |
2.3 コンポーネント
では、次にStyleSheet,Text,Viewコンポーネントについて解説していきます。
StyleSheet
StyleSheetは、スタイルを定義するものです。必ずしもStyleSheetが必要という訳では、ないですがStyleSheetを使うことで、ソースコードの見栄えがきれいになり、作業効率が上がります。活用することをおすすめします。Text
<Text></Text>で囲われた箇所がを文字列として表示することができます。app.jsのソースコードでは、<Text>で「Open up App.js to start working on your app!」と囲われているので、文字列として、シミュレータに表示されています。
試しにシミュレータを立ち上げた状態で、この文字列を「ReactNative Hello!」と変えてみて、保存してみてください。 ▼以下のようにソースコードを変更
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export default function App() { return ( <View style={styles.container}> <Text>ReactNative Hello!</Text> </View> ); } |
下記のように表示が変わるはずです!

・シミュレータを立ち上げ直すか
・シミュレータを選択した状態で「command + R」でリロード
をしてみてください。
View
UIを構築するための最も基本的なコンポーネントです。
Viewコンポーネントはアプリ開発に大切な機能ですので、次の記事で解説します。
本記事の内容 Viewコンポーネントって何? どんな時に使うの? とViewコンポーネントについて疑問がある方向けの記事となっています。 1. 概要 Viewを使うことでレイアウトを整えることができますが、Viewの書き …
3. まとめ
今回は、App.jsファイルの雛形ソースコードについて解説しました。
import, コンポーネント, ライブラリは、アプリ開発において大切な知識です。アプリはコンポーネントを組み合わせてできますので、色んなコンポーネントを試してみましょう。