【ReactNative】ボタンやフォントのStyleを変えてみよう
本記事の内容
  • ボタンやテキストボックスへの影をつけたい
  • ボタンやテキストボックスにボーダー(枠)をつけたい
  • 文字のフォントを変えたい
  • 色を細かく設定したい

というスタイルをカスタマイズしてみたいと言う方向けの記事となっています。

1. 概要

今回は、以下の4つについて解説していきます。

  • 影の付け方
  • ボーダー(枠)の付け方
  • フォントの変え方
  • 色を細かく設定する方法

2. 影の付け方

影は、ボタンやテキストボックス、アイコンなど何にでもつけることができます。
<View>や<Icon>のコンポーネントなどのstyleに以下のプロパティを設定します。

使い方

以下のプロパティをスタイルに設定

  • shadowColor: 影の色
  • shadowOffset: 以下の値を設定
    • height: 横の影
    • width: 縦の影
  • shadowRadius: 影のぼかし度
  • shadowOpacity: 影の透明度。0(透過)から1(透過なし)までの値。

実装

結果
サンプルコード

3. ボーダー(枠)の付け方

ボーダーも影の付け方と同様に<View>や<Icon>のコンポーネントなどのstyleに以下のプロパティを設定します。

使い方

以下のプロパティをスタイルに設定

  • borderColor: ボーダーの色
  • borderWidth: ボーダーの線の太さ
  • borderRadius: ボーダーの角の丸み

下だけボーダーを表示させたい時は、borderBottomColor, borderBottomWidthに値を設定すればできます。もちろん、上だけの場合は、borderTopColor, borderTopWidthに値を設定すればできます。

実装

結果
サンプルコード

4. フォントの変え方

フォントは、以下のフォント一覧に記載されているフォントを設定するだけで変更することができます。

フォント一覧のサイトのリンクを以下に貼っておきます。
react-native-fonts

使い方

以下のプロパティをスタイルに設定

fontFamily: “文字のフォントを設定”

設定するフォントは、上記のリンクに記載のあるフォント名を書いてください。(ただし、一部使えない(エラー表示が出る)フォントがありました。)
ちなみに私のお気に入りのフォントは、「Baskerville-Bold」です。デザインが好きです!

実装

結果
サンプルコード

5. 色の設定方法

使い方

色の書き方は、以下の4通りあります。

color: ‘カラーネーム’
color: ‘#16進数’
color: ‘RGBAカラーモデル’
color: ‘HSLAカラーモデル’

‘カラーネーム’

シンプルに色設定でき、設定しやすさNo.1ですね。
例) ‘white’, ‘red’, ‘gray’, ‘lightblue’など

’16進数’

16進数で書くので、値を細かく設定できますが、値(色)の調整の仕方が分からず、あまり使ったことはないですね…。また、値は3桁か6桁で書くことができます。
例) 「#000000(黒)〜#ffffff(白)」か「#000〜#fff」(大文字でも可)

‘RGBAカラーモデル’

RGBAカラーモデルは、背景を透過させることができ、モーダルの背景で使用することがあります。
Red 赤(0~255の値)
Green 緑(0~255の値)
Blue 青(0~255の値)
Alpha 色の透明度(0(透明)~1(不透明))
例) 「rgba(0,0,0,0.6): 薄いグレーの背景色」
(color: ‘rgb(0,0,0)’でも可)

‘HSLAカラーモデル’

HSLAカラーモデルでは、色を細かく設定でき、理想の色が再現できやすいので、おすすめです(^ ^)
Hue 色相
Saturation 彩度(0%(不鮮明)〜100%(鮮やか))
Lightness 明度(0%(黒)〜100%(白))
Alph 色の透明度(0(透明)~1(不透明))
例) 「hsla(210, 100%, 60%, 0.8): 鮮やか?な青」
(color: ‘hsl(210, 100%, 60%)’でも可)

6. まとめ

今回は、スタイル設定についてまとめました。よく使うスタイルですので、ぜひ、参考にしてみてください。