【ReactNative】react-native-chart-kitを使ってグラフを実装(折れ線グラフ編)



今回は、ReactNaitveにグラフを実装する方法について紹介していきます。

1. 概要

1.1 react-native-chart-kitについて

react-native-chart-kit を使うことで、以下の計7種類のグラフを実装することができます

折れ線グラフ  ←本記事で解説
数値が増減しているか、変化の方向を見ることができるグラフ

ベジェ折れ線グラフ  ←本記事で解説
折れ線グラフの線が滑らかになったグラフ

プログレスリング
割合を表示

棒グラフ
棒の高さで、数値の大小を比較することが可能

積み上げチャート
2つ以上の棒が組み合わさった棒グラフ。よく、累計を出す時に使う。

円グラフ
全体の中での構成比を表す

貢献度グラフ(ヒートマップ)
エリアごとにデータの数値を強弱で色分けしたグラフ。
また、開発者の貢献活動を表示するためによく使用されます。


以上のグラフをreact-native-chart-kitライブラリを使うことで表示させることができます。

本記事では、「折れ線グラフ」と「ベジェ折れ線グラフ」について実装していきます。
(後日、別のグラフについて実装していきます。)



2. パッケージのインストール

以下のコマンドを実行して、chart-kitライブラリをインストールします。


また、プロジェクト起動後に「react-native-svg」もインストールしてください。と言われるので、先に以下のコマンドを実行してインストールします。

3. 折れ線グラフの基本的な使い方

3.1 コンポーネントのインポート

3.2 基本的な使い方(実装方法)

主に以下の3点を設定する必要があります。

data
  • グラフに表示させたいデータを設定
  • 横軸のラベルを設定
  • ドット(◯)の色、サイズを設定
  • グラフのタイトルを設定


chartConfing
  • ラベルの色を設定
  • 背景のグラデーションを設定


LineChartコンポーネント
  • 上記の「data」と「chartConfig」を設定
  • グラフの高さ、横幅を設定
  • グラフのドット、線、ラベル、単位の表示の有無を設定。
    これらの機能はデフォルトで、設定されている。
  • fromZeroがtrueの時、縦軸の最小値が0に設定される。


3.3 サンプルコード

react-native-chart-kit を参考に作成


結果



3.4 ベジェ折れ線グラフ

ベジェ折れ線グラフの実装方法は、折れ線グラフのソースコードに
bezier を追加することで、折れ線グラフを滑らかで曲線にすることができる。

サンプルコード

結果

4. 参考

react-native-chart-kit



5. まとめ

今回は、「折れ線グラフ」と「ベジェ折れ線グラフ」について実装しました。
dataプロパティにグラフ化したい値を設定するだけで、グラフ化できるので、かなり便利ですね。
次の記事で他のグラフの実装方法について紹介していきます。